生きがいを考える
ここまで、仕事に対する姿勢を考えてもらう為に、『松下幸之助さん』と『本田宗一郎さん』の文献を活用致しました。
これだけではまだ気付きも導入部分だけです。
そこでここからは視点を変えて、『生きがい』に対して気付きを得てもらう仕掛けをしていきます。
実はこの生きがいに関する気付きを与える仕掛けは、動画を使うことから、その内容をご紹介するこが出来ませんが、動画3種類を順番に視聴頂く中でのテクニックは次のような仕掛けです。
【全体として】
①3つの事例は、自分の生きている世界から遠い人たちの事例から身近な事例の順番で紹介する
②各事例で考えてもらいたいテーマを用意しておく
1)オールドルーキー
→最年長でメジャーリーガーになったジムモリスに対して、観客が何故拍手喝采をしたのだろうか?
→ジムモリスの人生において『幸せ』とは一体なんだろうか?
2)9・11の殉職者
→悲劇の2001年9月11日のテロ事件、その崩れ落ちそうなビルに何故消防員は向かっていったのでしょうか?
→彼らの人生において『幸せ』とは一体なんだろうか?
3)ラッキーガール
→彼女は何故自分のことをラッキーガールと言えるのでしょうか?
→「世界で一番の幸せ者である」と言えるのは何故なのでしょう?
→義足にならなければ、ラッキーガール・ラッキーボーイにはなれないのでしょうか?
→五体満足であれば、ラッキーになれないのでしょうか?
各テーマを山田さんに投げかけ、考えてもらう。
今まで、『生きがい』や『幸せ』ということを考える機会はなかったと思いますので、改めて考える時間を取り、じっくり自分の考えをまとめてもらいます。
そして・・・
使命感について考えてもらいます。
使命感とは一体どういうことでしょうか?
命の使い方・・・命に限りがなければ、何度でもやり直しがききます。しかし、命には限りがあります。その命の長さは人それぞれ長い人もいれば、短い人もいることでしょう。
そして、その命の使い方についても人それぞれです。
限りある命の使い方について考えていきたいと思いますが、その前に社会における自分自身の存在を確認しておきたいと思います。
社会の中では、人間(自分)ひとりは無力です。自分ひとりで全てをまかなうことはありえません。
多くの人の力を借りて今の自分があるはずです。
自分自身の行動は、大きく3つに分類されます。全てこの3つに集約できるのです。
①自分自身がやりたいこと
②自分自身が出来ること
③自分自身がやらなければならないこと
自分自身のやりたいこととは本当はなんなんだろうか?
そして自分自身が出来ることとは一体なんなんだろうか?
また自分自身が他人から期待されて、やらなければならないことはなんでしょうか?
どのような人たちの期待を背負っているのでしょう?
自由な発想で、自分の考えを整理してもらいます。
命が限られている中で、一体どのように生きていくのでしょうか?
3つの事例と使命感について、これまでの自分自身の人生を振り返り、どこまで自分自身の『幸せ』について生きてこれただろうか?
更にこれからの人生において、具体的にどのように行動をしていけばよいのか?どのような考えで生きていくのか?
その『生きがい』について次回考えていきたいと思います。
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