気付きを与える①
仕事と生きがいを考えるにあたって、まずは2つの文章を読んでもらったわけですが、それには大きなポイントがあります。
それが
気付き
です。
実は人は、悲しいかな気付きがないと行動出来ないのです。
ちょっとオーバーは表現ですが、気付きがなければ長続きしないのです。
確かに私は、山田さんの上司として、「○○して下さい」「○○でなければなりません」と縛りつけて、私のやりたいようにやらすことは可能でしょう。
しかし、そんなことをしても人は動こうとしないのです。
人間は、「自分のしたいことをする」という生き物なのです。
このことを忘れてはなりません。
相手が「やりたい」と思わなければ、それは行動には伴わないのです。
ここからが本番です。
今回の内容が「営業力強化」であることの意味をまずご紹介しましょう!
実は「人を動かす」とは立派な営業なのです。
営業力がなければ人を動かすことが出来ないのです。
「○○しておいてください」「○○でなければならない」上司という権限を使って仕事をやらせることは出来るかも知れませんが、それは押し売り以外の何ものでもありません。
人を動かすことが営業力であるという所以は次の通りです。
物を買ってもらうわけではないが、自分の考えに賛同してもらう
これは立派な営業なのです。
人は自分の時間を自由に使いたいのです。自分がやりたいように使いたいのです。
ましてや自分なりの考えやアイデアがあれば尚更でしょう。
それなのに、自分が考えているものを受け入れてもらう(賛同してもらう)わけですから、強引にしていては、相手はその場ではあたかも賛同しているような態度でも、その人がいなくなったら、元の木阿弥ということもよくあります。
そんな経験ないですか?
上司がうるさいからその場は頷いているっていう経験
これでは意味がないのです。
その為に、上司は部下に自分の考えを受け入れてもらえるだけの営業力が必要なのです。
その為のキーワードが、今回の『気付き』です。
では、どうしたら相手に気付きを与えられるのか、そしてその考えを受け入れてもらえるのか・・・・。
ちょっと今回も触りで長くなりましたので、次の機会にしたいと思います。
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